投稿者: wpmaster

ネットトラブル今昔

昨日は女性からネットトラブルの問い合わせがありました。
電話では相違があるので来店いただいてパソコンを前にトラブルの内容を確認しました・・・・。
相談内容から無事に安心していただけてめでたしめでたしだったのですが、要は我が身にもある事も理解していただきました。

さて、ネットトラブルは大抵ほとんど人と人です。騙されたり、誹謗中傷されたり、恨みを持たれたり。それも情報弱者や女性が狙われるのがほとんどのよう。
また、私が初めてパソコン通信とやらでニフティーに接続してフォーラムに参加していましたがそこでのトラブルは大抵人でした
それから2ちゃんねるからソーシャルネットが出てきて巧妙な手口にひっかかったりとかほんと人ってのはやっかいなものですね(笑
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タダで人は動かない(マネーに関わらず)

もともとは、”もっと身近にIT技術を”ということでWEBサイト構築をメインに20年間地元でゴソゴソと営業しているのですが時代の流れと需要と供給のバランスやらでもっぱら最近ではご近所さま相手のIT屋として営業しているハッピーファクトリーであります。(^^)

つい最近ニュースでPCデポが何やら「年配者相手の商売として高額契約を交わしてサポートしている」ということで話題になりましたね、PCデポは20年前にはMacintoshの取扱店としては淡路島から四国へ買いに行く一番近いショップだったので随分と通わせていただきました記憶があります

さて、田舎で、ご近所さん相手のIT屋をしていますとパソコンに関するほとんどがシニア層の方々の相談やら案件がほとんどなのです。
「SNSを教えて欲しい」「初期設定をして欲しい」「動かなくなった」「昨日まであったショートカットがない」「写真がどこかに消えた」etc・・・。
何かの記事を読みましたが最近の若者はパソコンを使わなくなり、パソコンを必要としている層がほとんどがシニア層だとか!?

まったくの通りです。

ちょうどその時代(1995年)にパソコンが普及してきた時の世代がが40代ぐらいでがむしゃらに使い方を覚えて使いこなせるようになった時代に時とともにOSのバージョンアップやソフトの勝手なバージョンアップ等でまた一から覚えてきた苦労をしてきた年代だと察します。

日本の一番人口が多い団塊の世代がシニア層で、パソコンが一番楽しめる家電的なモノになってるんでしょうね、だが家電のようにはいかず、めまぐるしく機能が変わったりするものですから、年齢的にも覚えるのも苦労するのでパソコンショップやパソコンスクールに頼ることになります。そして今回のような(いろんな意味で)シニア世代を対象にしたPCデポのような件が起こってしまうことになったのかと思います

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私も、高齢のお客様で、幾度となくパソコンに変わった事があれば(インストールした際にただショートカットが勝手にデスクトップに出来ただけのような)相談されます。

でもその程度なら無料で対応させていただくのですが「お金を取っていただなければこれからも聞けないからお金を取ってくれ」と言われるのです。この人だけではありません、他の方でも言われることがあります。

私も時間を使ったのだから本来なら無料ではいけないのですが、ごく簡単な事とお得意様ということで無料にさせていただいているのですが。。。

パソコンブームが起こった1995年から少しの間はパソコンに詳しいというだけで頼られて親切に無料(タダ)で世話をする人が多かったですが、昨今ではほとんど見ませんね、多分人と関わってしんどい思いしたり、嫌な思いをした方が多かったのでしょう、当時は逆にお金にならないビジネスだと思って当方もやってませんでしたからね(苦笑

ずっと昔の事件で”豊田商事”という会社の事件がありました(詳しくはググってください)訪問販売人が高齢の住まいに行き色々と世話をして家族同様なことをしながら言葉巧みに高額な契約を交わさせていたのですが、中にはそれが楽しみでもあったという年寄りも居たと言うなんとも当時、核家族世代の始まりに出てきた事件です。その後もこの手の「メクラハンコ」を押させてお金を搾取するビジネスが多くできたのですが。。。。

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今後高齢化が進むと色んな形のビジネス形態でこのような事が起こりうるかもしれませんね、いやもう豊田商事以前からもあっただろうし今、放映している「後妻業の女」もまったく同じ。携帯電話契約も・・・。

本人がその金額で納得したならそれで良いし、納得せずだから問題になったそれだけ。だって世の中には正義ヅラをしてお金を搾取しているシステムが山ほどあるのですからね(^^;;;;

道具としてのパソコン

電源が入らないパソコンが持ち込まれました。

調べると10年少し前のウインドウズXPのパソコン

どうにかして動くように(起動)してほしいということで持ち込まれました。

すでにOSのサービスも切れていることや、新品を買ったほうが安くつく場合のあることやらをお話しさせていただきましたが、どうしも使い慣れたこのパソコンを使いたいというお客様の強い要望があり色々と提案させていただきました。

専門のところで修理もしてもらえるが、程度の良い中古品があればそれを買ったほうが一番に安くつくかもしれないことを伝えたところ、中古品を探すことになったのです。

中古専門店では、やはり足元を見た価格設定で中々手を出せずにいたところオークションにて極程度の良いのが出品されていたので購入することになりました。

届いた商品はとても程度よく使用に関しては全然問題なくをHDD差し替えただけで同じように起動することが確認取れたのでお客様にお渡ししました

私もパソコンに触れて30年近くなりますが、新しいのが出て(ソフトも含む)またその操作を覚えることより、同じものを使い続けたいと思うのは、どうも職人が使い続ける道具と同じだと思っています

使い慣れたのが一番でキーのタッチ感マウスのクリック感など。毎日使うものならではの道具だと思っています。

現在私のメインで使っているマックは数年経過していますがいつまで持ちこたえてくれるだろうと思いつつ使っている次第です

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これからの淡路島(過疎化が進みすぎた地域)

それは、ひょんなきっかけでした。
地元にあるスパ(温泉施設)で神戸から淡路島で農業をするのに移住している人から
「どこかに空いている農地がないかな」というので亡くなった母が趣味程度に家庭菜園をしていた農地を貸すことに。
私が高校生の頃までには田んぼとして使っていた土地です。

私の住んでいる淡路島では地域によりますが農業に関する携わりが違います。
南の方の地域では玉ねぎやレタスが盛ん。三毛作でとても忙しい地域です
私の住んでいる洲本市五色地域では稲作中心ですが最近では若者たちが六次産業化や、グループ営農とやらで
これまた新しい農業を試みたりしております。
なのですがもっと細かくすれば温度差があったりするのも事実です
私の住んでいる町内会の単位では、平均50戸数ある町内会なのに20数件。
男性の数が、50代1人、40代2人、30代1人といった限界集落となってます。
小さい集落の中でも戸数による差と維持していくことの難しさは、他の集落の人に理解してくれないのが事実です
すでに祭りに出すだんじりも10数年前から廃止。このことにより「祭礼団から外させていただく」と言っても「人がいる以上は参加してほしい」と言われ続けて何度も団長を繰り返しながら維持しています。もう限界にきているのですが。。。
今からは、このような集落がもっと増えてくるでしょう。
農業に関しても同じではないかな、下記のような問題を抱えていると思いいます。

・跡継ぎがいない

・それほど農地面積がない

・人に貸すのが嫌だ

・その他もろもろ・・・。

私の知り合いの70歳代の人ですが、すでに子供たちは淡路島から出ており帰ってくることはなく、わずかながらの農地を持っています
ですが、この方の考え方は人に貸して周りに迷惑になるのなら(コレニハイミガアルノデスガ)最終的に国に財産没収されるのが良いなぁ。といった考え方
いわゆる地元の古い人にはこの考え方の方々が多いのです。なのでてづかづの農地が多いのも事実。
このような方々は間違っているわけではありません。特に「水」に苦労してきた先代の方々「水」は「血」より濃いかったりするんです
私の地域でも「水」で争いごとがあったりしたのですからね・・・。
簡単の気持ちで、土地の苦労を知らない方に農地を貸したくないというのが根底にあるようなんですね
じゃ、私のような地元でなおかつ農業にも携わったことのあるのが懸け橋にでもなればと思い、まずは自分とこの空いている農地から貸し出すことにしてみました
「何かあったら、私に言ってね」ともしも近隣とのトラブルがあればそのように契約書にも記載しました。

色んな補助金事業や過疎化対策やイベントやらを私なりに見てきました。
30年前より何も変わっていないのも事実です。時代が変わっただけでやっていることは一緒。結局は補助金等がなくなれば立ち消えになったり。。。
どこかもどかしい温度差があったり歯がゆさがあったり。一部には就農としてマチから奴隷のように流れてくる希望を無くしたような人たち
またコミューン的なヒッピーライクな出で立ちで田舎暮らしに来る方達等、田舎に来る以上はその中に溶け込む事がまず大事で、地域行事等にも参加していただければ意思疎通が楽になったりするのですが。

田舎暮らしとか言ってはいるものの、実際のところは、家庭が持てて、子供ができればちゃんとした教育を受ける事ができて、必要最小限の生活が守らなければならないと思います。
明るい農村ではないけど未来ある淡路島には農業というキーワードが必要不可欠だと感じています。

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