もともとは、”もっと身近にIT技術を”ということでWEBサイト構築をメインに20年間地元でゴソゴソと営業しているのですが時代の流れと需要と供給のバランスやらでもっぱら最近ではご近所さま相手のIT屋として営業しているハッピーファクトリーであります。(^^)
つい最近ニュースでPCデポが何やら「年配者相手の商売として高額契約を交わしてサポートしている」ということで話題になりましたね、PCデポは20年前にはMacintoshの取扱店としては淡路島から四国へ買いに行く一番近いショップだったので随分と通わせていただきました記憶があります
さて、田舎で、ご近所さん相手のIT屋をしていますとパソコンに関するほとんどがシニア層の方々の相談やら案件がほとんどなのです。
「SNSを教えて欲しい」「初期設定をして欲しい」「動かなくなった」「昨日まであったショートカットがない」「写真がどこかに消えた」etc・・・。
何かの記事を読みましたが最近の若者はパソコンを使わなくなり、パソコンを必要としている層がほとんどがシニア層だとか!?
まったくの通りです。
ちょうどその時代(1995年)にパソコンが普及してきた時の世代がが40代ぐらいでがむしゃらに使い方を覚えて使いこなせるようになった時代に時とともにOSのバージョンアップやソフトの勝手なバージョンアップ等でまた一から覚えてきた苦労をしてきた年代だと察します。
日本の一番人口が多い団塊の世代がシニア層で、パソコンが一番楽しめる家電的なモノになってるんでしょうね、だが家電のようにはいかず、めまぐるしく機能が変わったりするものですから、年齢的にも覚えるのも苦労するのでパソコンショップやパソコンスクールに頼ることになります。そして今回のような(いろんな意味で)シニア世代を対象にしたPCデポのような件が起こってしまうことになったのかと思います
私も、高齢のお客様で、幾度となくパソコンに変わった事があれば(インストールした際にただショートカットが勝手にデスクトップに出来ただけのような)相談されます。
でもその程度なら無料で対応させていただくのですが「お金を取っていただなければこれからも聞けないからお金を取ってくれ」と言われるのです。この人だけではありません、他の方でも言われることがあります。
私も時間を使ったのだから本来なら無料ではいけないのですが、ごく簡単な事とお得意様ということで無料にさせていただいているのですが。。。
パソコンブームが起こった1995年から少しの間はパソコンに詳しいというだけで頼られて親切に無料(タダ)で世話をする人が多かったですが、昨今ではほとんど見ませんね、多分人と関わってしんどい思いしたり、嫌な思いをした方が多かったのでしょう、当時は逆にお金にならないビジネスだと思って当方もやってませんでしたからね(苦笑
ずっと昔の事件で”豊田商事”という会社の事件がありました(詳しくはググってください)訪問販売人が高齢の住まいに行き色々と世話をして家族同様なことをしながら言葉巧みに高額な契約を交わさせていたのですが、中にはそれが楽しみでもあったという年寄りも居たと言うなんとも当時、核家族世代の始まりに出てきた事件です。その後もこの手の「メクラハンコ」を押させてお金を搾取するビジネスが多くできたのですが。。。。
今後高齢化が進むと色んな形のビジネス形態でこのような事が起こりうるかもしれませんね、いやもう豊田商事以前からもあっただろうし今、放映している「後妻業の女」もまったく同じ。携帯電話契約も・・・。
本人がその金額で納得したならそれで良いし、納得せずだから問題になったそれだけ。だって世の中には正義ヅラをしてお金を搾取しているシステムが山ほどあるのですからね(^^;;;;