行商

淡路島のあちこちで、老舗と呼ばれる店があいついで閉めている。
原因は多々あると思うが、個人としての古い商いは現代においてもう時代遅れなのかもしれない
そして若者達があいついで新しい店をオープンさせている。一部ではどうみても学園祭の延長に見えてしかたがないのだが。商売、商いというのをもう一度考えてほしいという思いが少しあります。

ハッピーファクトリーは親の代からのクリーニング屋の店舗の一部を事務所として商いしており、1995年創業です。クリーニング屋は1958年から現在まで、親父と母と私で切り盛りしています。すでに我が五色町で生業店としては、我が店のみ。数軒あった店は皆廃業して取次店が3.4店舗できているのが現状で、どうしても価格の安い取次店へと客は流れています。
多分、親父(80歳が)「もう辞めよう」といった時が廃業と思い年老いた親を見ていつその時が来るのかと思っています。

私の小さい頃は、色んな行商が訪れていました。魚屋、お菓子屋、散髪屋…、その他日用雑貨等、当然うちのクリーニング屋も大半が外交(行商のお客様)がメインでした。田舎な地域だけにしかたがないのですが、それから時代が核家族となり、新興住宅地が増えていき。行商で訪れる商売人はまるで押し売りのごとく玄関で追い払われる様になり、昔からの信頼関係の取引が少なくなり、行商される方も年を取り行商を行わなくなっていき少なくなっていきました。当時由良から訪れていた魚売りのオバちゃんは、わが町で米と引き換えに物々交換で帰ってい来ました。今思えばなんと素晴らしいことか(^^;;;

そう考えると、時代がまた変わり、今現時点ではどうでしょう?どことも高齢化が進み、家から出るのも困難な家庭が沢山あることに気づきます。
もう廃業を考えていたうちのクリーニングも電話での引取をよく言われます。ですが外交員が80歳ということもあり出来る限りの範囲でしかできないのですが、これがもし、30代ぐらいで集配、配達のできるビジネスを考えていた考えたらもしかすると道がひらけれるのかもしれないと思った次第です。
商売の基本は行商。とある方が書いていたのですがそのとおりかもしれません。
ぃまからはお医者さんも行商(問診で出る)とか、それとITとを組み合わせれば、色んな需要が淘汰さて行く現時点ではアリかもしれませんね

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA