月別: 2016年7月

これからの淡路島(過疎化が進みすぎた地域)

それは、ひょんなきっかけでした。
地元にあるスパ(温泉施設)で神戸から淡路島で農業をするのに移住している人から
「どこかに空いている農地がないかな」というので亡くなった母が趣味程度に家庭菜園をしていた農地を貸すことに。
私が高校生の頃までには田んぼとして使っていた土地です。

私の住んでいる淡路島では地域によりますが農業に関する携わりが違います。
南の方の地域では玉ねぎやレタスが盛ん。三毛作でとても忙しい地域です
私の住んでいる洲本市五色地域では稲作中心ですが最近では若者たちが六次産業化や、グループ営農とやらで
これまた新しい農業を試みたりしております。
なのですがもっと細かくすれば温度差があったりするのも事実です
私の住んでいる町内会の単位では、平均50戸数ある町内会なのに20数件。
男性の数が、50代1人、40代2人、30代1人といった限界集落となってます。
小さい集落の中でも戸数による差と維持していくことの難しさは、他の集落の人に理解してくれないのが事実です
すでに祭りに出すだんじりも10数年前から廃止。このことにより「祭礼団から外させていただく」と言っても「人がいる以上は参加してほしい」と言われ続けて何度も団長を繰り返しながら維持しています。もう限界にきているのですが。。。
今からは、このような集落がもっと増えてくるでしょう。
農業に関しても同じではないかな、下記のような問題を抱えていると思いいます。

・跡継ぎがいない

・それほど農地面積がない

・人に貸すのが嫌だ

・その他もろもろ・・・。

私の知り合いの70歳代の人ですが、すでに子供たちは淡路島から出ており帰ってくることはなく、わずかながらの農地を持っています
ですが、この方の考え方は人に貸して周りに迷惑になるのなら(コレニハイミガアルノデスガ)最終的に国に財産没収されるのが良いなぁ。といった考え方
いわゆる地元の古い人にはこの考え方の方々が多いのです。なのでてづかづの農地が多いのも事実。
このような方々は間違っているわけではありません。特に「水」に苦労してきた先代の方々「水」は「血」より濃いかったりするんです
私の地域でも「水」で争いごとがあったりしたのですからね・・・。
簡単の気持ちで、土地の苦労を知らない方に農地を貸したくないというのが根底にあるようなんですね
じゃ、私のような地元でなおかつ農業にも携わったことのあるのが懸け橋にでもなればと思い、まずは自分とこの空いている農地から貸し出すことにしてみました
「何かあったら、私に言ってね」ともしも近隣とのトラブルがあればそのように契約書にも記載しました。

色んな補助金事業や過疎化対策やイベントやらを私なりに見てきました。
30年前より何も変わっていないのも事実です。時代が変わっただけでやっていることは一緒。結局は補助金等がなくなれば立ち消えになったり。。。
どこかもどかしい温度差があったり歯がゆさがあったり。一部には就農としてマチから奴隷のように流れてくる希望を無くしたような人たち
またコミューン的なヒッピーライクな出で立ちで田舎暮らしに来る方達等、田舎に来る以上はその中に溶け込む事がまず大事で、地域行事等にも参加していただければ意思疎通が楽になったりするのですが。

田舎暮らしとか言ってはいるものの、実際のところは、家庭が持てて、子供ができればちゃんとした教育を受ける事ができて、必要最小限の生活が守らなければならないと思います。
明るい農村ではないけど未来ある淡路島には農業というキーワードが必要不可欠だと感じています。

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